4歳から5歳 〜これこそが臨床心理〜
- 2011.11.24 Thursday
- 20:55
- by 山ちゃん
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園児の行動から多くのことを学ぶことが出来ます。特にこの時期、自我と社会性の関わりが育ちます。同じ場所で同じようなことをしていても、お互いの思いは違っています。程よい距離間で、お互いが影響をし合っているのです。社会的な参照行動が増え、相手が何をしているのかが気になり、互いに行動を真似して自己の表現に修正して発展させています。そして、自分の思いや気持ちを互いに表現し合う様になります。自分を中心において、空間的(前後左右の自分)、時間的(昔今将来の自分)、力動的(力の加減)な変化を捉えて表現することが出来始めます。また、自分や友だちのことを多面的に捉えて見つめることも出来る様になります。
自分で責任を持ってやろうとしたり、活動の意義も理解できる様になります。自分のことは自分ですることで自信や自尊感情(意欲)が高まる時期です。
我が子を少し離れた所から見つめることで、気づかなかった姿が見えます。